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何故か微妙に「積木くずし あらすじ」のキーワードでこのサイトに来る方が増えております(笑)。
簡単に言うと、「積木くずし」とは娘が突然不良少女(ていう言い方、今あり?)になって荒れ狂うお話です。
俳優の穂積隆信(ほづみたかのぶ)さんが1982年に出版した書籍が元になっています。
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当時、テレビドラマなどで活躍されていた穂積さんが「突然、娘がものすごくグレてしまい、家族が崩壊の危機におちいったが、娘も更生して家族も立ち直った」という内容の本を出版されました。もちろんご本人の体験による、実話でした。
本も売れたけど、ドラマ化され大ブームに。しかし大ブームになったことで、娘や家族は再び・・・・・。
くわしくは→
ドラマ積木くずし最終章のあらすじと情報(ネタバレ)
で、「あまちゃん」で言っている「積木くずしだべ」て言うのは「娘が不良になった」という事ですね。まあ、家出して東京へ行ってしまうなんて、地方の小さな町では「大大大事件」であり「とんでもない不良娘」です。地方の小都市では、あっという間に街中がウワサすることでしょう。しかし、未成年の家出少女が24年間も故郷に戻って来なかったというのは、どう考えても尋常ではない「親子の断絶」ではないでしょうか。
お父さんの死すら、知らされなかったなんてね。
そんなに・・・そんなに海女になることって、嫌なことなの?
そんなに・・・そんなに夏さんて(宮本信子)押し付けがましい母親なの?
・・・・・と若干の違和感を感じつつ、まだ許せる範囲。
おそらく出ている役者さんと、ギャグのセンスと、宮本信子さんの演技力?というか、存在感でしょうか。これがドラマを魅力的にしている。
伊丹十三さんの死は衝撃的でしたが、それゆえに「いつも伊丹映画の主演といえば、妻の宮本信子」というシバリが結果的には外れて、夫唱婦随みたいな状態から離脱した宮本信子さんのお芝居には、不思議な魅力がある気がします。
あの「歌舞伎」みたいな不思議な声色はなんでしょう。役作りでしょうか。
東北弁の上手い下手に関係なく、妙に板につた感じも見ていて気持ちいです。
「梅ちゃん」の時は、お祖母さん役に関して「倍賞美津子の無題使い」なんていう意見がありましましたが、今回は逆になんか「贅沢に宮本信子を使っている」感じで、変な言い方だけど「お得感」があります。
なんか、いつもただいるだけで、時々良い事言ったりするおばあちゃん役だったら、別に誰でもいいわけだし・・・・・。
そういった意味で、今週一週間はスタートとしてはまあまあではなかったでしょうか。
で・・・・前作に関しては「
「純と愛」期待外れ」なんてニュースが・・・・。確かに、結果的には期待はずれでした。あまりに「あの「家政婦のミタ」の脚本家の次回作」てハードル上げすぎたのも良くなかったんでしょうねえ。
逆にあそこまでの前フリがなかったら、そんなに悪いドラマでもなかったかもなあとおも思います。
大ヒットドラマが出ると、役者も脚本家も、あとが大変そうですね・・・・・。
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